台風が日本列島に接近中です。
沖縄本島地方では台風6号の影響が予想されており、気象台では暴風と高波に警戒するよう呼びかけています。 1時間に50mmを超える非常に激しい雨も予想されます。
■「1時間に50mmの雨」とは?
傘を広げたときの面積は1平方メートルです。
そこに1時間で500mlのペットボトル100本分が降ってくるくらいの量です。
とても傘をさして普通に立ってはいられない状態です。
雨や風が強くなってからでは、対策をするのも危険なので、早めの対策が必要です。
■今すぐ出来る窓ガラス対策
ベランダに置いてあった物で自宅の窓が割れてしまわないように、また、他人の窓を割ってしまう加害者にならないためにも、ベランダにある物は室内にしまいましょう。
特に、植木鉢、スコップ、物干し竿など、重量物等は飛びにくいだろうと考える方も多いですが、飛んでしまった時の危険度も高いです。
もっと安心する為に、窓にガラス飛散防止フィルムなどを貼るのもよいでしょう。
台風進路の予測は年々精度がアップしていますが、それでも毎年どこかで被害が出てしまっているのが現状です。
台風発生の一報があれば「念のため」準備をしておくことをお勧めいたします。
食糧、水の確保なども大事です。災害対策グッズ等はいつでも使えるように、日頃からのチェックをお忘れなく。
安全に台風シーズンを乗り切りましょう。
記事監修
日本防災士機構認定 防災士
株式会社FLLW 代表取締役 加藤宙