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【地震速報】なぜ地震の揺れが来る事を知らせる事が可能なのか⁉
緊急地震速報の仕組み
緊急地震速報は、地震の大きな揺れが来ることを知らせる仕組みとなってます。
何故、事前に地震の揺れが来る事を知らせる事が可能なのか?
地震のときに岩盤がずれ動くことによって、地中に振動が生じ、周囲に波として伝わっていく。この波のことを地震波と言う。 地震波が地表に到達し、地面が揺り動かされることによって、我々は地震の揺れ(地震動)を感じる。
地震波は、地中を伝わる実体波と地表面を伝わる表面波に分けられる。
実体波は、さらにP波とS波の二つに分けられる。 P波は縦波(波の進行方向と同じ方向に振動する波)であり、伸び縮みが伝わっていく。縦波の例としては音波がある。S波は横波(波の進行方向に対して垂直な方向に振動する波)であり、ねじれが伝わっていく。また、表面波は、池に石を落としたときに水面にできる波のように、地表面を伝わっていく。
我々が地震の揺れを感じるときは、まずP波によりガタガタと上下方向の小刻みな揺れを感じた後、S波によりゆさゆさと横方向の揺れを感じる。P波がS波よりも速く伝わる(約1.7倍)ためである。 P波とS波の到達時間の差(初期微動継続時間とも呼ばれる)から、震源までのおよその距離が分かるので、震源の決定に利用されている。
震源に近い地震計がP波を感じ取って気象庁に伝える。 気象庁は震源の位置や地震の規模、S波の揺れが来るまでの時間を計算して、テレビやラジオ、携帯電話などに、強い揺れが来る事を伝える
緊急地震速報が出た時の、防災対策は次回のコラムで!
記事監修
日本防災士機構認定 防災士
株式会社FLLW 代表取締役 加藤宙
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自然災害被害の判断は難しく、まだ専門家もいなかったため、日常で受ける自然災害の被害の基準も曖昧でした。
工務店やリフォーム業者等は、修理・リフォーム等の建物の構造には詳しいですが、災害による傷や保険申請等の経験が少なく、保険申請が対象外になってしまう場合や、保険会社とお客様とのトラブルになる事も多く、被害に対して正しく鑑定する事が求められています。
家調は、自然災害と思われる被害を専門的知識をもって策定した基準に従い、自然災害被害と経年変化の現状分析を踏まえ調査をして、適切な判断とサポートを致します。
ご自宅は、家族同様に長年寄り添う存在であるため、災害が起きた時には目に見える被害がなくても、人間ドッグの様に建物診断をする事で、安心して住み続ける事が出来ます。
家調は、その様なホームドクターとして、お客様に寄り添える存在でありたいと思っています。